OKU | 6DIRECTIONS | efu2
Perspective

ゴウロク写真館|店主ゴウロクよりみなさまへ

2026.04.30

いま、私は大学で写真を学んでいます。

よく「なんのために?」「なんで?」と聞かれることがあります。相手が納得しやすい理由を伝えることもありますが、私にとっては、この店を始めたことと同じだと考えています。

それが、私のやることだった。迷いなく、ただ自然に足を踏み出した。そんな感覚です。

写真を学ぶ中で、「表現」や「作品」という言葉と、あらためて向き合わざるを得なくなりました。

私がずっと向き合ってきた数少ない表現であり、作品が、6DIRECTIONSであり、私自身という生き方でもあります。

何者でもない自分が、その作品を磨いていくための表現のひとつとして、写真を選んだのだと思います。

最近あらためて、服を着ること、眼鏡をかけること、髪を整えること、そうした日々の身なりそのものが、とても大切な自己表現であると感じています。

身に纏うことで、時に高揚し、時に心が穏やかになる。その積み重ねが、その人の輪郭を少しずつ作っていく。ファッションの力は、その佇まいを通して、となりにいる誰かを、思いやり、世界を、ほんの少しやさしくしてくれる。

それは、あまりにもあいまいで、儚いもので。だからこそ、私はそうしたものに眼差しを向けていたい。

確かにそこにあったということに、そっと触れておくために。

← OKU 一覧へ